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【保存版】海外医学部とは?メリット・デメリットは?気になる疑問をスロバキアの医学生が徹底解説。

「日本の医学部受験では自分の力が発揮できない・・・。」
「医学部に行きたいけど、学力が・・・。」
そう悩んでいたりしていませんか?

 

日本の医学部入試は、地方国公立大や私立中堅大学と言われるところでも、年々難化しています。
それに伴い、受験競争も年を追うごとに加熱していますよね。

 

しかし実は、偏差値や学力に一切関係なく入学でき、卒業後に医師免許を取得できる医学部があるのです。
それが、「海外医学部」と言われるものです。

 

これだけ聞くと、怪しい感じがしますが、

 

私は現在、海外医学部の1つであるスロバキア(東ヨーロッパ)の医学部に通っています。

あにきぃ。
なんで、スロバキア?
マヌ
後で説明するから、黙ってて!

 

今は、グローバルの時代です。海外留学をすることが当たり前の時代になっています。

 

そんな今の時代に、
「英語で医学を学び、世界に通用する医師になることができる」
海外医学部は、医学部を進学する際の選択肢の一つになっていくことでしょう。

 

この記事では、今、大注目の海外医学部について最低限知っておくべきこと
「海外医学部って何?」
「海外医学部卒業後、日本で医師として働けるの?」
「海外医学部の学費は?」

 

などについて、スロバキアの医学部に実際に通う現役医学生が解説していきます。

 

この記事を読み終える頃には、海外医学部事情に誰よりも詳しくなることができますよ。

 

 

海外医学部とはそもそも何なのか?

海外医学部とは、海外にある医学部のことです。

日本語のままですね。

 

 

世界中どこにでも基本的に医学部はありますから、海外医学部は山のような数だけあります。

どの国にどんな医学部があるのか知りたい方は、以下をご覧ください。

 

 

 

ただ、日本でよく使われている「海外医学部」はこれとは別の意味を含んでいる場合が多いです。

 

日本でよく言われる「海外医学部」とは、

医学部の授業が英語で行われ、かつ日本語の環境下で過ごしてきた人間であっても入学・進級・卒業がそこまで難しくなく、日本と同等あるいはそれ以上の教育をおこなう大学の医学部

のことです。

 

 

あにきぃ。
海外医学部と言っても、広義の意味と狭義の意味があるんだね
マヌ
そのとおり!特に狭義の意味が重要だよ。

もし、医師免許を取れなくてもいい、日本で将来働く気が1ミリもないと言うのならば、

世界中どこでも好きな医学部を選んでも問題ありませんが、

 

もし、医師免許を取りたい、日本で医師として働きたいのなら

単に海外医学部と言っても、世界中どこの医学部でもいいわけではないのです。

 

 

具体的な話は、後述します。

その前に海外医学部のメリットとデメリットを確認しましょう。

 


注:後述しますが、以上の条件を満たす海外医学部を卒業しても、日本の医師免許を取得できる保証はありません。

 

 

 

 

海外医学部のメリットは、この5つだ!

海外医学部に進学した場合のメリットを書き出しました。

それぞれ、個人的な批評も含みつつ紹介します。

 

【EUの場合のみ】EU(ヨーロッパ連合)で働ける医師免許を取得できる

現在の制度では、例えばスロバキアの医学部を卒業した場合、

EU諸国で通用する医師免許を取得することができます。

 

スロバキアの医学部を卒業した場合、当然スロバキアで働ける医師免許も手にできますが、

EU諸国で働ける医師免許も同時に付与されるのです。

実は、EU諸国のほとんどの国では、

現地(EUも含む)の医学部を卒業しない限り、医師として働くことはできません。

 

すなわち、日本の医学部卒業者は、門前払いを食らうと言うことも多くないのです。

 

 

しかし、EU諸国の医学部を卒業した場合は、話が変わります。日本人であってもEUで働けるチャンスが出てくるのです。

 

個人的な意見としては、これが最大のメリットではないでしょうか。

 

 

日本の医学部を卒業し、日本の医師免許を取得しても、ほぼ間違いなくこれらの国で働くことが、物理的に不可能ですからね。

 

将来、EU(ヨーロッパ)で働いてみたい、そういう思いが1ミリでもあるのであれば、目指してみるのはありですね!

 

 

 

医学部入学(医学部入試)が日本の受験に比べ、簡単

私は実際にスロバキアの医学部の2大学を受験しましたが、やり方さえ間違えなければ、超絶簡単でした。

注:ただやり方を間違えると不合格になります・・・。不合格車も何人か知っています・・・。

 

 

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はい、では次いきましょう。

 

 

医学を英語で学ぶことができる

海外で医学を学ぶメリットは、これです。

 

「最初から日本語を介さず英語で医学を学べ、英語で医学を吸収できること」ですね。

 

医学の世界も共通語は、英語です。

日本の医師でも英語で論文を発表することなんてザラにありますもんね。

 

当然最先端の医学的な内容も、英語でまず発表・議論され、その後様々な言語に訳されていきます。

 

医学を英語で学んでいるのならば、いち早く世界の最先端の医療事情をキャッチすることができ、

幅広いニーズに適した最先端の医療を提供することが可能です。

 

英語で最初から医学を学べば、英語を英語のまま理解することができるようになりますから、

世界で通用する医師になる第一歩を踏み出せるかもしれませんね。

 

 

また、英語圏の国で将来医師として働くことを希望しているのであれば、

最初から英語で医学を学べるこの環境は、素晴らしいのではないでしょうか?

 

 

日本の私立医学部より、学費が安い

私の大学もそうですが、多くの英語コースを展開する海外医学部は。国立の場合が多いです。

 

私の通うスロバキアの医学部の学費は年間10000€で、

日本円に換算すると、年間約120万の学費です。(1€=120円で計算)

(ちなみに、私の大学には入学金は存在しません)

 

医学部は基本6年間ですから、合計で720万前後となります。

 

 

日本の私立医学部の場合、合計で2000−3000万かかるところが多いですので、

そう考えると学費という点では、間違いなく安いですね。

 

 

 

様々な国籍・背景を持つ人々と触れ合え、様々な価値観を持てる

これは、海外医学部に限らず、海外留学全般に関して言えることだと思いますが、

様々な価値観・国籍の人と出会うことでも、自分の価値観や知見の幅が間違いなく広がります。

 

日本人同士の価値観の相違とは訳が違います。

 

物事の捉え方が根本的に違ったり、国民性が違ったり、

とにかく毎日が驚きの連続です。

 

色々なな考えや価値観を持つ人と話すのはとても面白いですし、

グローバルな視点を持つこともできます。

 

 

 

海外医学部のデメリットはこの5つだ!

言語が医学を学ぶ弊害となるかもしれないリスク

医学を英語で学べる反面、当然英語が医学を学ぶ弊害になる可能性もあります。

 

私も入学して最初の頃は、ほぼ授業で何を言っているのかわかりませんでした。

「全然ついていけない」と感じたこともありました。

 

 

しかし、ここは英語が非ネイティブの国で教授も非ネイティブな訳ですから、

英語が英語圏のように、聞き取れないぐらい早くありません。

 

それに、間違った英語を使っていたとしても、

英語を母国語としない人が多いせいか、大体教授や友人に言いたいことが伝わります。

 

 

ただ、問題なのが、Oral Exam(口頭試問)の際です。

当然、教授とコミュニケーションが取れなければ、試験に通ることはまずありません。

 

多くの日本人医学生が教授から、「まずは医学よりも英語を勉強しよう」と言われたなどの話を耳にします。

こちらの教授たちも、「日本人の英語力」を危惧しています。

 

ということで、英語によって試験に通らず、最悪の場合、留年や退学に追い込まれるなんて可能性もあります。

 

 

言語は1日や2日でできるようになることはまずあり得ませんので、

海外医学部を考える上で英語の出来は非常に大事な要素になりますね。

 

 

 

 

留年や退学をするかもしれないリスク

海外医学部に留学しようと思った方なら、いちばん最初に調べることでしょう。

 

「海外医学部は、留年・退学率が高い。卒業するのは至難のわざ」

「海外医学部卒業者なんて皆無。行くだけ無駄」

「海外医学部は1/3がストレートで卒業, 1/3が留年を経て卒業,  1/3 が退学」

巷でよく聞くこれらが、絶好の例ですね。

 

基本的には、海外医学部は「進級や卒業が難しい」という意見が多いですね。

 

マヌ
実際、マヌも留年が確定しましたし

日本の医学部と同様、海外の医学部も

試験までに覚えなければならない量は膨大ですし、

海外医学部の場合、良くも悪くも日本語以外の言語で習得する必要があります。

 

私も「日本語だったらなぁ」と何度思ったことか!

 

 

せっかく時間とお金をかけて、海外医学部に行くのですから、卒業して医師免許を取るぐらいはしたいですよね。

 

「自分がちゃんと6年間医学を学び続けられる強い意志を持っているのか」をよく自問自答し、

留年・退学しないように日々医学の勉強に励むことが、このリスクを回避する方法です。

 

 

 

留年に関しては、自分が経験していますので、別の記事にてたくさん発信していきます。

乞うご期待。

 

 

 

日本の医師免許を取得できないかもしれないリスク

海外医学部を卒業後、日本で医師免許を取得するためには、

厚生労働省による医師国家試験受験資格認定に合格し、医師国家試験に合格する必要があります(後述)。

 

しかし実は海外医学部を卒業したからと言って、必ず日本の医師免許を取れるという保証は全くないんです。

そのことについては、厚生労働省の「医師国家試験受験資格認定について」で明記されています。

○ 最近、卒業後に日本の医師国家試験の受験資格が得られる旨認可を厚生労働省から受けていること等を示して、外国の医学校への入学を勧誘する広告を行っている例が見受けられますが、厚生労働省は、外国の医学校を卒業した方から、医師国家試験の受験資格認定の申請があった後に、当該申請者個々人の能力や、当該申請者が受けた教育等を審査することとなっており、海外の医学校等に対し、当該医学部の卒業生への医師国家試験の受験資格を一律に認定することはありません。

○ このため、こうした外国の医学校等を卒業されても、日本の医師国家試験の受験資格が認められないことが十分想定されますのでご注意下さい。


参照:厚生労働省ホームページー医師国家試験受験資格認定について
https://www.mhlw.go.jp/topics/2012/05/tp0525-01.html

 

海外医学部を卒業してもいずれは日本で働きたいと思う気持ちは、

少なからず多くの日本人医学生が思っていることでしょう。

 

それゆえに、これは大きな問題とも言えます。

 

今のところ、EUの医学部卒業者は、医師国家試験の受験資格認定を受けていますが、

ここに記載されている通り、保証があるわけでは全くありません。

 

「海外医学部を卒業後、日本で医師として働けないかもしれない」可能性も考える必要があります。

 

 

 

興味のある方は少し古いですが、こちらの本をお読みください。

中古ですので値段が高くなっていますが、お金と時間を無駄にしないようにと考えれば安いものです。

「海外医学部」は情報収集が大変重要ですので、ご自身のためにしっかりと収集してくださいね。

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そもそも大学が、英語コースを廃止するかもしれないリスク

この点を「あり得ない」という一言で、片付けてしまってはいけません。

 

海外医学部を進学先に考え、6年間で海外医学部を卒業しようと真剣に考えているならば、

あらゆるリスクを全て想定した上で、進学するか否かをを決めるべきです。

 

 

そもそも海外医学部の外国語コースは、

自国の医師たちを養成するためでなく、外貨獲得の手段として使われていることが多いです。

 

すなわち、外貨獲得という目的が必要なくなった時点で、

英語コースが廃止される可能性が極めて高いと言えます。

 

これはほとんどない可能性ですが、

海外医学部がある国で将来働く医師を養成する目的がメインではないですので、

こういう場合どのような対処をするか考える必要があります。

 

マヌ
このリスクには、ちゃんと解決策があります

それは、「Transfer(転校)」という方法です。

 

EUの多くの大学では、Transfer(転校)した際に、

前の大学で取得した単位をそのまま認めるというシステムを導入しています。

 

これにより、転校後もまた1年生からやり直すことなく、途中から再開することが可能です。

注:全ての単位が認められるかは、成績や大学により異なります。科目によっては、単位が認められない場合があり、再度取り直す必要があるものもあります。

 

 

 

【EUの場合のみ】留学している国が、EUを脱退するかもしれないリスク

もし、「EUの医師免許を取得する」目的があって、海外医学部に入学した場合、

これは、大きな問題となります。

 

イギリスが2020年の2月にEUを脱退しましたが、このような状況が起こりうる可能性は否定できません。

 

この場合は、もちろんその国の医師免許を取ることはできますが、

EU諸国で通用する医師免許は取れなくなります。

 

最低でも医学部を卒業するまでに6年間かかりますから、

EUをその国が脱退するかどうかを把握することは難しいです。

 

EUの医師免許を取得する」目的がある場合は、国選びも慎重になった方がいいですね。

 

 

 

海外医学部を選び際に、抑えておくべき3つのポイント

海外医学部を選ぶ際、絶対に抑えておくべき3つのポイントがあります。

それらは以下の3つです。

1. 入学・進級・卒業が困難ではないこと(現実的であること)

2. 医学部の授業が英語(あるいは自分が使える言語)で行われること

3. その大学の教育水準が、日本の大学の教育水準と同等かそれ以上であること

 

それでは、具体的に見ていきましょう。

 

 

1. 入学・進級・卒業が困難ではないこと(現実的であること)

これは、一番重要なことですね。

 

入学・進級・卒業が困難な場合、

最悪医学部に何年通っても、医学部を卒業できない・医師免許が取れないなんてことになりかねません。

 

 

とは言っても、入学・進級・卒業が簡単な医学部はそうありませんので、もちろん努力が必須です。

入学・進級・卒業が、非ネイティブの人でもできるのかをよく確認する必要があります。

 

 

 

2. 医学部の授業が英語(あるいは自分が使える言語)で行われること

これも大事なポイントです。基本的に医学部の授業は、現地語で行われます。

日本の医学部ならば、日本語で授業が行われる、と言った具合です。

 

 

日本語以外にネイティブの言語を持つ場合は問題ありませんが、

日本で日本語教育を受けてきた人の多くは、

「日本語のみがネイティブ」ではないでしょうか?

 

ということで、日本人が海外医学部を目指す場合、何かしらの言語を習得する必要が出てきます。

 

どうしても行きたい国があるのなら話は別ですが、そうでないならば、

医学を学ぶ前に、その国の言語を学ぶのは大変ですし、時間もお金もかかります。

 

 

場合によっては、言語を習得する段階で医学を学ぶ前に入学を諦めてしまうかもしれません。

これでは、本末転倒です。医学部を学ぶのが目的なのに・・・。

 

 

 

では、「言語でなるべく、つまずかない方法」を考える必要があります。

それは、日本人に馴染みのある言語で医学を学ぶということです。

 

 

日本語で医学を学べればベストですが、

日本語は日本でしか公用語ではないですので、

海外医学部において日本語で医学を学ぶことは不可能でしょうね。

 

あにきぃ。
それなら、もう無理じゃない?

 

マヌ
あるでしょ、もう1つ。日本人に馴染みのある言語が。

その通りです。

日本人が日本語以外で馴染みのある言語、それは英語です。

 

いまや小学校から英語教育が義務化され、大学受験にも重要な科目として位置付けられています。

そう、私たち日本人は、英語を少なからず長い年月をかけて勉強しているんです!

 

 

例えば、「私には2人兄弟がいて、父は弁護士なんだ」という自己紹介文を英語で言ってといわれたら、

パッと答えられる人が多いと思います。

 

でも、これが他の言語ならどうですか?

私はスロバキア語を半年以上習っていますが、さらっと言えません。いや、そもそも言えないですねw。

 

 

そう考えると、私たち日本人は意外と英語ができるのです。話せるのです。

他の外国語よりも英語で医学を勉強した方がはるかに楽だとは思いませんか?

 

 

 

英語ならば、和訳された辞書は山ほどありますし、

将来的にも「英語は世界共通後」ですから、役に立つこと間違いなしです。

 

ということで、海外医学部を時間とお金を最低限にして卒業し、医師免許を取得したいのであれば、

「英語で」医学を学ぶのがベストです。

 

 

 

 

3. その大学の教育が、日本の大学の教育レベルと同等かそれ以上であること

これは、海外医学部を卒業後、日本の医師免許を取る際に、非常に重要なポイントとなります。

 

というのも、海外医学部を卒業したところで、日本の医師免許を取得することはできないからです。

 

 

海外医学部を卒業後、日本の医師免許を取るには、

日本の医師国家試験を受験し、合格する前に「医師国家試験受験資格認定」に合格する必要があります。

 

 

そしてその審査基準に、以下のような条件があるのです。

 

この条件を満たさなければ、そもそも日本医師免許を取得することはできないため、

将来日本で医師として働きたいという意思が少しでもあるのならば、

これらの条件を満たす大学を選ぶ必要があります。(以下を参照)

 

 

ちなみにスロバキアの医学部はこの条件を基本的に満たしていると思われます。

 

厚生労働省の「医師国家試験受験資格認定について」で明記されている条件は以下の通り。

3.書類審査の認定基準

審査対象者からの申請書類により、審査対象者が日本の医学校を卒業した者と同等以上であるか否かについて、以下の認定基準に基づき審査を行う。

医師国家試験受験資格認定 医師国家試験予備試験受験資格認定
外国医学校の修業年数 医学校の入学資格 高等学校卒業以上(修業年数12年以上)
医学校の教育年限及び履修時間
(大学院の修士課程、博士課程等は 算入しない)
6年以上(進学課程;2年以上、専門課程;4年以上)の一貫した専門教育(4500時間以上)を受けていること。
ただし、5年であっても、5500時間以上の一貫した専門教育を受けている場合には、基準を満たすものとする。
5年以上(専門課程;4年以上) であり、専門科目の履修時間が3500時間以上、かつ一貫した専門教育を受けていること。
医学校卒業までの修業年限 18年以上
(5年制の場合は、17年でも可)
17年以上
医学校卒業からの年数 10年以内(但し、医学教育又は医業に従事している期間は除く)
教育環境 大学附属病院の状況、教員数等が日本の大学とほぼ等しいと認められること 大学附属病院の状況、教員数等が日本の大学より劣っているものでないこと
当該国の政府の判断 WHOのWorld Directory of Medical Schoolsに原則報告されていること
医学校卒業後、当該国の医師免許取得の有無 取得していること 取得していなくてもよい
日本語能力 日本の中学校及び高等学校を卒業していない者については、日本語能力試験N1(平成21年12月までの認定区分である日本語能力試験1級を含む。)の認定を受けていること

参照:厚生労働省ホームページー医師国家試験受験資格認定についてー3.書類審査の認定基準
https://www.mhlw.go.jp/topics/2012/05/tp0525-01.html

 

この部分は大変重要で、今後どのようになるか不明ですので、

海外医学部卒業後の日本で医師免許取得する際の注意事項や要点は別の記事にて詳しく書いていく予定です。

 

 

 

このすべての条件を満たす大学が、東ヨーロッパには多数存在する

なぜ、「海外医学部=東ヨーロッパの医学部」と言われるか、この所以がここにあります。

 

上記で見てきた3条件を満たす大学が、東ヨーロッパに多数存在するからです。

 

例えば、「海外の医学部に行く」というと多くの人が「アメリカの医学部」をイメージしますが、

アメリカの医学部はそもそも入学が難しく、

私立大学の中には、学費の合計が億に届くくらいの大学も存在します。

 

 

こうやって考えていくと、海外医学部はたくさんあるようで実は選択肢が少なくなっていくのです。

 

もちろんこの条件を満たすのは、東ヨーロッパの医学部だけではないでしょうが、

日本人にとって海外医学部の有力な候補地となるのは間違い無いでしょう。

 

 

 

最後に

海外医学部について、理解が深まったでしょうか?

 

海外医学部を進学先に選ぶという選択肢はまだまだマイナーで、

知られていない部分が多くあるのが現状です。

 

このブログでは、そんな海外医学部について、あらゆる角度から紹介していきますので、

参考の1つとして見ていただけると、嬉しいです。

 

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