将来、どういう選択肢があるのかな、、、
この疑問に、スロバキアの医学部に通う現役医学生はるがお答えします!
この記事を読んでほしい人
・海外医学部に進学するか悩んでいる人
医学部を卒業することが最終ゴールではありません。
海外医学部に進学するなら、「将来どうしたいのか?自分が何をしたいのか?」を今のうちから考えておくことで、海外医学部で過ごす6年間がより濃いものになります。
ですので、進学を決めた人も悩んでいる人も、今のうちからどんな選択肢があるのかを正確に知っておくことをおすすめします。
この記事の内容
・海外医学部卒業後の未来のために読むべき本を地域別に紹介
これさえ押さえれば、海外医学部卒業後のさまざまな選択肢を知ることができます。
海外医学部に進学を決めたら、まず読むべき本はこれだ
海外の医学部を目指している人の多くは、日本で医師になることを選択肢の1つとして考えているかと思います。
そこで大事になってくるのは、「海外医学部卒の日本人がどのように日本で医師免許を取得するのか?」です。
ですが、この情報は海外医学部を卒業している日本人が少ないせいか、ネット上でもほとんど情報はありません。
厚生労働省のホームページにも情報はありますが、体験談などは少ないのが現状です。
しかし、そんな貴重な情報は「海外医学部卒の日本人がどのように日本で医師免許を取得するのか?」について書かれた良書があります。
それが、元厚労省職員が教える海外の医学部を卒業して日本で医師になる方法 (YELL books)です。
しかも、元厚労省の方が書かれた貴重な本です。日本で医師になることを少しでも考えているのなら、知っておくべき必要最低限の情報が載っていますので、読んでおくことが望ましいです。
事細かに日本の医師免許の取り方や、対策方法が書かれていて、大変参考になりました。
先ほども紹介しましたが、海外医大卒の日本人が日本で医師になるために最低限必要な情報が盛り込まれています。正直、ここまで詳細に「日本で医師免許を取るための方法」が書かれている本はありませんし、これから出てくるかもわかりません。
海外医学部を卒業後に関する情報にも触れておこう
海外医学部卒業後、日本で働くのか、卒業した国で働くのか、それとも第三国で働くのか、ある程度目星をつけておくのが良いかと思います。
というのも、海外医学部卒業がゴールではないからです。海外医学部は卒業するまでに、多くの努力と勉強量を必要とします。その結果、本来はスタート地点であるはずの医学部卒業がゴール地点に変わってしまい、卒業後に燃え尽きてしまったという人も残念ながらいます。
どんな目標もスタートとゴールを明確にし、やるべきことを洗い出し、短期/中期/長期目標を立てなければ、絶対に達成しません。ですので、大まかに卒業後の進路を決めておくために色々な本を読むことオススメします。
日本で働くなら、、、読むべき本はこれ。
海外医学部を卒業後、日本で医師として働くことを考えているなら、前述の元厚労省職員が教える海外の医学部を卒業して日本で医師になる方法 (YELL books)をおすすめします。
真剣に日本で働くことを考えているなら、今のうちに読んでおくことを強く推奨します。
ヨーロッパで働くなら、、、読むべき本はこれ。
ヨーロッパで医師として働くことを考えているなら、The ヨーロッパ医学留学: 7カ国を完全制覇! 11人の若手医師たちがホンネで語る熱き挑戦のすべて (CIRCULATION Up-to-Date Books 13)が必読書です。
実際にヨーロッパに留学をされている医師の方々によって書かれていますし、細かな注意事項など基本的な情報が網羅されています。ですので、私も「そうなんだ」と思うことが多々あり、かなり参考になりました。
ただ、残念な点を1つ挙げるのならば、研究留学中心のお話なので、臨床に関する話が少ない点です。こればかりは経験談なので致し方ありません。
私はタイトルを見て速攻でポチリましたが、内容が思った以上に濃かったので、買ってよかったです。
アメリカで働くなら、読むべき本はこれ。
アメリカで医師として働くことを考えているなら、下記の3冊は一読しておくべきですね。
アメリカで医師として留学されてる方が書かれた、医師の留学に関する書籍は多く見られますが、私が実際に読んで役に立ったと感じた本を3冊紹介します。
アメリカ臨床留学への道
アメリカで臨床医を考えているなら、アメリカ臨床留学への道は必ず押さえておきたい良書です。
ここまで詳しい内容かつ私が思った疑問を解決してくれた本はありませんでした。海外で医師として働くことがどれほど大変なのかが身に染みてわかりました。
第三国で医師になることを考えているなら、ぜひ読んでほしい一冊です。
海外医学留学のすべて
海外医学留学のすべては言わずと知れた名著ですね。本当に多くの医師たちの経験談が載っているため、情報量で言ったらこの本に勝る本はありません。
アメリカで臨床医として働く際のポイントもまとまっているので、アメリカで臨床医として働きたいなら、一読する価値は大いにあります。
ただいま留学準備中 医師が知るべき留学へのコンパス
ただいま留学準備中 医師が知るべき留学へのコンパスは、具体的に医師がアメリカ留学する際の手続きに関する情報を経験談を交えて、解説してくれている指南書ですね。
ですので、アメリカに医師として働きたい気持ちがあるなら、非常に有益で面白い内容です。私も読みながら、思わず「なるほど」と声に出してしまうほど、アメリカ留学の指南書として素晴らしい本でした。
まとめ
ここまで、「海外医学部」関連の読むべき本をご紹介してきました。
海外医学部卒業後の進路については今のうちからもう考えていてもよいかと思いますので、上記で紹介した書籍を読んで、正しい知識を身に着けてください。
しかし、まず知りたいはずの「海外医学部の本」は今のところないのが現状です。当ブログでは、スロバキアの医学部に関する有益な情報を発信していますので、参考にしてください。
今回は以上です。